こんにちは、みゆきです。
今回の記事は、「フルスペクトラム」CBDについて。
フルスペクトラムとは、簡単にいうと「全部入り」ということ。
効果をより感じたい方向けの製品です。
ここでは、フルスペクトラムのCBD製品について、
- どのような製品なのか?
- どのような成分が含まれているのか?
- どのような効果があるのか?
- 通常のCBD製品と比較した時の効果の違い
- おすすめフルスペクトラム製品
を紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、絶対にフルスペクトラムを試したくなる。なぜなら私が記事を書いていて試したくなったから。
この記事をみてピンときた方は、ぜひ試してみてください。
*初心者は、ライトな低濃度のCBD製品からどうぞ。
この記事のまとめ
フルスペクトラムCBDとは?
フルスペクトラムとは、全ての波長という意味。
フルスペクトラムCBDとは、簡単に言うと全部入りのCBDオイルのことです。
全部入りとは、ヘンプや大麻草に含まれている成分全てを抽出して製品化したもののことを言います。
つまり、CBD成分のみを抽出するのではなく、ハーブの中に含まれているすべての成分を抽出して、それらをそのまま調整して製品として加工したもののことを指します。
どのような成分が含まれているのか?
全ての成分を抽出して入れているので、ヘンプ草に含まれている成分はすべて含まれています。いくつか挙げてみましょう。
- CBD
- CBN(CBDと同じくらい有名なカンナビノイド)
- THC(違法成分)
- その他カンナビノイド類
- テルペン(匂いの元)
- フラボノイド
- 脂肪酸
- リステル
- ラクトン
CBD以外にも匂いを構成するテルペンと呼ばれる成分や、植物に含まれているフラボノイド・ポリフェノール郡、CBDほどまで有名ではないですが成分の中では有名なCBNと呼ばれるカンナビノイドもフルスペクトラム製品には含まれています。
さらに細く見た場合は、実に100種類以上の成分が含まれていると言われています。
どのような効果がある?
100種類以上の成分が含まれているフルスペクトラム製品ですが、どのような効果があるのでしょうか。
結論から言うと、CBD単体の製品よりも、フルスペクトラムCBD製品の方がリラックスできる効果が高い可能性があります。
これはフルスペクトラムCBDは、CBD成分ただ一つを抽出した製品と比べて、アントラージュ効果が高まるのではないかと言われているからです。
簡単に言うと、元々のハーブの持つ薬効成分の相乗効果みたいなものによって、リラックスすることができる効果が高まるのです。
アントラージュ効果とは?
アントラージュ効果とは、難しい言葉を使うと、「複数の構成要素が物相互作用によって相乗効果が生まれること」です。
簡単な言葉を使うと、もともとハーブの持っていた効果は、有効成分だけではなく、ハーブそのものに近い状態で摂取した方が、高まるということです。
ハーブはもともと様々な成分を持った状態で存在しています。ハーブの中のこれが●●に効くと言って、その成分単体を抽出してしまうと、その成分量だけの効果しか得ることができません。
しかし、実はハーブの状態を保ったまま摂取した方が様々な相乗効果によって同じ量の成分を取ったとしても効果が高まることがわかっています。
フルスペクトラム製品はこのアントラージュ効果を狙って製造されている製法です。
通常のCBD製品との違いは?
通常のCBD製品とフルスペクトラムCBD製品との違いは、含まれている成分が全く異なります。
通常のCBD製品はCBDに加えて、濃度調節や馴染ませるため意味でのオイルが含まれています。または調整剤などが含まれています。
つまりまとめると以下のようになります。
- CBD
- 調整用オイル
- 調整剤
対して、フルスペクトラムCBD製品は、基本的な成分はそこまで変わりませんが、抽出されているCBDに加えて、ヘンプの中に含まれていたその他の成分100種類がそのままの比率で含まれています。
- ヘンプに含まれていた成分全て(THCを除く)
- 調整用オイル
- 調整剤
ヘンプに含まれていた成分全てを入れているので、オイルの比率が若干下がります。(もちろん製品によって異なり、下がらないものもあります)
フルスペクトラム製品を選ぶ上での注意事項
フルスペクトラム製品も選ぶ上で注意すべき点は2点です。
どのような場所で製造されているかと、THC成分が含まれているかいないかです。
製造場所を見極める
大麻草やヘンプは土壌を浄化する作用を持っています。簡単に言うと、土壌が汚染されてしまっていてもそれらを全て吸い上げることができる力を持っています。
もちろん土壌を浄化する際にはものすごく効力を発揮するのですが、人間が口に入れるものを製品化する際はこれが少々邪魔で、要するに吸い上げた汚染物質を含んだ状態で収穫されて、濃縮することになります。
そんな状態でCBDオイル製品を作ったとしましょう。CBDオイルにした地点でとんでもない汚染濃度になっている可能性があります。
もちろん人体に有害なものは取り除くように製造されると思いますが、微量に残っている何がどう作用するか分かりません。
製造場所を見極めることはフルスペクトラム製品のためする上で非常に重要なポイントになります。
製造場所の見極め方、安全なCBD製品の求め方は別記事で詳しく説明します。
THC入りを見分ける
フルスペクトラム製品はTHCが含まれてしまっている可能性があります。ヘンプも大麻草も、どちらもTHCは微量に含まれています。THC含有量がゼロの大麻はまだ開発されていません。
日本では、THCが含まれてしまっている成分は違法です。
フルスペクトラム製品は、草に含まれているすべての成分をそのまま抽出する方法ですので、CBD単体を抽出する製品工程よりも、THCが含まれてしまう可能性があります。
THCが含まれていない製品を選ぶようにしましょう。
個人輸入はしない
フルスペクトラム製品を購入する場合は安いからといって個人輸入はしないようにしましょう。
先ほどTHCが含まれやすいという紹介をしましたが、THCが含まれている製品も個人輸入してしまうと個人に責任が発生してしまい。簡単に言うと最悪の場合逮捕されてしまいます。
個人輸入ではなく楽天などのショップから購入すれば自分に責任は発生しない(*1)ので、可能であれば楽天などのショップから購入するようにしましょう。
おすすめフルスペクトラムCBD製品3選
国内で販売されているフルスペクトラムCBD製品おすすめ3選を選んできました。
Aztec(アステカ)1000mg10%
ヨーロッパの有名ブランドアステカのフルスペクトラムCBDです。濃度は十分、しばらく吸っているとガツンと効いてくるのがわかります。
濃度が高いせいかここで紹介している他の製品よりも重ために感じるのが特徴です。
ヘビー系が好きな人はぜひ試してみてください。
PharmaHemp(ファーマヘンプ)プレミアムブラック500mg5%
他の記事でも何度も紹介しているファーマヘンプのフルスペクトラム製品です。アステカと比べて濃度は半分ではありますが、安全に、まずはとりあえず一発目と言ったらおすすめはこれ。
煙は重たくなく、ライトにすることができますが、リキッドであることも相まっていきなりリラックスを感じるようになるので注意です。
天気の良いポカポカした日にベンチに座りながらベランダで、みたいなシチュエーションがおすすめです。
Koi Naturals 30ml 1000mg
リキッドのみ紹介してしまっていたのでオイルからの紹介です。こちらはオイルなので、舌の下に垂らして使います。効果を高めるために空腹時に使いましょう。
普通のCBDオイルは舌下に垂らして味わってからしばらく立たないと効果を感じられないですが、こちらはそこまで時間がかからなかった印象。
フルスペクトラムだけあって味もそこそこ草の味。オイルはどうしてもオリーブオイルを舐めているような感覚から抜け出せないですね私は。
リラックスを感じるまでの時間が長いので、こちらも玄人向けとして紹介しておきます。
まとめ
- フルスペクトラム製品は「全部入り」
- CBD単体の製品よりも効果が高いと言われている
- 値段も若干高い
- 責任が怖いので、できれば楽天などのショップから購入する
フルスペクトラムCBD製品は、草のすべてを抽出しているため、匂い的な意味でも、感じる効果的な意味でも、玄人向けだと言われています。
しかしいったんフルスペクトラムCBD製品にハマれば、虜になり、様々なフルスペクトラムCBD製品を試すようになると言われています。
例えて言うならば、癖が強いウイスキーにはまったから色んな癖が強いウイスキー試し回りたくなるような感覚ですね。
玄人向けのCBD製品、フルスペクトラムCBD。CBD製品に慣れてきた方はぜひ一度試してみてください。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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