大麻由来のCBDオイルにはアレルギーがある?対策や選び方のコツは?

CBDオイルでアレルギーは発症するのか?CBDの使い方

麻から抽出されている、CBDという成分が含まれているCBDオイル。

ごく稀ですがこのCBDオイルを摂取してアレルギーが起きたというケースがあります。

臨床CBDオイル研究会によると、50代の男性で麻成分に対するアレルギー反応が報告されています。

原因の1つとして、一般的に知られているアレルギー物質の花などの花粉と、麻の花粉が似ている場合に発症するのではないかと考えられています。

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麻の花粉でアレルギーが発生してしまう理由(考察)

麻の花粉と似ている物質には、

  • バナナ
  • リンゴ
  • くるみ
  • アーモンド
  • ナス
  • グレープフルーツ
  • トマト

等があります。

これらのアレルギーをお持ちの方は、CBDオイルを使用する前に医師に相談する事をお勧めします。

その他の原因としては、

  • キャリアオイルに使われるヘンプシードオイルに含まれるオメガ6脂肪酸の過剰摂取。
  • ヘンプ(麻)のカンナビノイドに含まれる400以上の異なる分子の何かに反応する。(テルペン、クロロフィル、アルカン、アルコール、金属、アルデヒド等)
  • CBDオイル自体の副作用(基本無いと言われていますが)

等が考えられています。

アレルギー体質の人が選ぶべきCBDオイルは?

麻の1種ことヘンプは土壌に含まれる有害な金属や農薬も吸収してしまう為、それらが含まれていない事を証明するCBDオイルを使う事が重要です。

CBDオイルを選ぶ際、安全の目安としてcGMP認定されたCBDオイルを選ぶ事をお勧めします。

GMPとはGood Manufacturing Practiceの事で、アメリカのFDA(食品医薬品局)が1938年に連邦食品、医薬品、化粧品法に基づいて定めた医薬品の製造販売基準であり、各国がこれに準ずる基準を設けています。

先頭にcがついているものは、最新のGMPに準拠し、厳しい基準をパスした製品です。

日本では、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づいて厚生労働大臣が定めた医薬品等の品質管理基準を言います。

GMPでは、工場の構造や設備がどのように作られ、運用されているか、工場の保守、点検、管理、製品の品質管理、衛生管理、製造管理にわたって規則や規格、手作業手順書まで設けています。

全ての工程にわたってそれらをチェックして記録を残す事を求められていますので、

  • 土壌が汚染されている。
  • 危険な人工カンナビノイドの容積を増やす為に化学物質を含む植物素材をスプレーする。
  • 管理の悪さから麻に生えたカビの毒素で健康を害する。

等という健康被害は防ぐ事が出来ます。

CBDオイルがアレルギーの原因と対策になる理由は?

最初の方で少しアレルギーのお話をしましたが、アレルギーと混同しがちな症状には、CBDの副作用が関係している可能性があります。

CBDは、多くの研究でその有効性が認められており、ほとんどの研究で安全で副作用はないと結論付けてられていますがMCBI(国立生物工学情報センター(米))による研究でいくつかの副作用が発表されています。

(1)肝臓の薬物代謝の阻害

NCBIの研究では、肝臓の薬物代謝の阻害とp-糖たんぱく質の活性の低下等、CBDのいくつかの潜在的な副作用について言及しています。

北陸大学薬学部の研究によると、CBDは、シトクロムP-450という肝臓酵素の活性を阻害する事が分かっており、実際に医薬品と相互作用する事ができます。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23811569

簡単に言うと、薬を飲んだ時にそれを代謝する機能が遅くなってしまう、と言うことです。

これは、効かせたい薬がある場合は良いのですが、適度に代謝しないといけない薬が長く体に残ってしまう為、作用を助けるとも言えますし、副作用とも言えます。

例えば、CBDと他の医薬品(風邪薬等)を摂取した時に、薬物が体に長く残る事で、鼻水などに効果的な抗ヒスタミン薬の副作用(眠気や口喝)、咳止めに配合されるジヒドロコデイン等の麻薬性の医薬品の代謝が遅れ、結果、体に不快な反応が起きたことをアレルギーが起きたと感じる方がいるかもしれません。

(2)口が乾く

2006年にアルゼンチンの研究者によって発表された研究で、顎下腺にカンナビノイド受容体(1及び2)があることが示されました。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16946411

CBDを摂取する事による口内の不快な乾燥感は、唾液分泌の抑制にカンナビノイド系の関与があると考えられています。

これらの乾燥した口内は、人によっては、喉を乾かした様なヒリヒリとした感じを受け、喉の不快感がアレルギーのように感じる方もいると考えられます。

(3)低血圧・くらくらする

2017年の研究レビューによると、高濃度のCBDオイルは、体内のシステムに入る数分以内に血圧のわずかな低下を引き起こす可能性があると指摘されています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28614793

アレルギーで起こりうる症状にも血圧の低下があり、この低血圧によって、くらくらする感じをアレルギーと感じる方もいるかと思います。

逆に、CBDでアレルギーやアトピーが改善したというケースも報告されています。

CBDは元々身体に備わっている調節機能ECS(エンド・カンナビノイド・システム)

  • 痛み
  • 運動機能
  • 食欲
  • 感情抑制
  • 免疫調整
  • 神経保護
  • 発達と老化
  • 認知・記憶

に関わる機能を円滑に調整してくれることから、アレルギーやアトピーが改善する又は改善したとの報告があります。

まだまだ研究が十分だとは言えませんが、多くの研究でCBDの有効性が求められています。

CBDオイルでアレルギー反応が出る可能性はどのくらい?

CBDオイル輸入代理店のHempNaviさんのよくある質問の所で記載されていたアレルギーの頻度は、「CBDオイル製造メーカーのエビデンスによると、CBDを摂取したことによる何らかのアレルギー反応らしき症状は、1000人に1~2人」とされています。

https://www.cbd-oil.jp/qanda

CBDを摂取してアレルギーを疑う時の目安として、国立成育医療センターの食物アレルギーの症状を参照すると以下のようになります。

「皮膚に出る症状」

  • 蕁麻疹
  • 痒み
  • 赤み
  • むくみ
  • 湿疹

「粘膜に出る症状」

  • 鼻水
  • 鼻閉
  • くしゃみ
  • 口の周りの違和感

「呼吸器に出る症状」

  • 嘔吐
  • 吐き気
  • 下痢
  • 腹痛

「神経症状」

  • 頭痛
  • 活気の低下
  • 意識障害

「循環器の症状」

  • 血圧低下
  • 不整脈
  • 頻脈

等がアレルギー症状の目安になります。

アレルギーが即時型の場合は、摂取して2時間以内に何らかのアレルギー症状が起こります。

吸う、飲む、塗る?アレルギーが起きやすいのは?

アレルギー発症は、CBDの吸収率に関係していると考えられます。

CBDを摂取する際に最も早く、多く吸収できるのが、VAPE(電子タバコ)による蒸気吸入です。

グミやオイル等でCBDを経口摂取する場合、実際は摂取したCBDの約15%しか体内に吸収されないのに対し、VAPEでCBDリキッドを蒸気吸入する場合は肺から体に吸収される量は約50~60%だと言われています。

VAPEでCBDを蒸気吸入した場合体内に行きわたる速度は、個人差がありますが

約5~10分で作用時間は約1~2時間なのに対し、CBDオイルが吸収され始める時間は、早くて数分から30分で、作用時間は4~6時間とされています。

塗るCBDで皮膚から吸収するタイプは、カンナビノイドが皮膚から直接吸収されるものの、他の2つに比べ吸収率は低い事からアレルギーが起きやすい順番は、

  1. VAPEでの蒸気吸入
  2. CBDオイルやCBD食品での摂取
  3. 外用品(皮膚に塗る)

となります。

逆にCBDをいきなり蒸気吸入をしたり、経口摂取するのが心配な方は、濃度が低めなCBDオイル等でパッチテスト(48時間対称物質を皮膚に塗って湿疹が出ないか様子を見る)を行うと良いでしょう。

アレルギーが起きた時の対策は?

アレルギーが起きない為にもCBDを摂取する前に確認したいのが

  • 今まで何らかの食品や薬(添加物も含む)でアレルギーが起きたことがないか。
  • 現在医師による診察を受け、医薬品や健康食品を飲んでいないか。
  • 花粉症や喘息、アトピーなどを発症していないか又は発症したことがあるか。

いずれかに該当する方は、事前にCBDに詳しい医師や薬剤師に相談する事をお勧めします。

CBDに詳しく、取り扱いもしているクリニックはCBDオイル研究会のホームページで紹介されていますので、アレルギー体質で心配な方や服薬中の方は参考にしてみて下さい。

https://cbd-info.jp/clinics/

それでもCBD摂取後の稀ではありますが、アレルギーが起きてしまった場合には、速やかに医療機関を受診する事をお勧めします。

特に、アナフィラキシーが起きたとき

  • ぐったりする
  • 意識障害
  • 失禁
  • 喉が締め付けられる感じ
  • 呼吸困難

等が起きた場合は「エピネフリン」という注射をすることによって症状を抑える事が出来ます。

軽度の場合は、対象物質を摂取するのを止めたり、抗ヒスタミン剤や炎症を抑えるステロイド薬によって治まる事がほとんどですが、決して自己判断せず、何らかの症状が出た場合は、必ず医療機関に相談しましょう。

まとめ

アレルギーを起こすことは稀だと言われているCBDは、多くの方がアレルギーや副作用もなく有効に活用しています。

今回の様に、アレルギーや副作用の話が長く続くとCBDが怖い物質に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、アレルギーはCBDに限らず、すべての物質に起こりうる事です。

数年前に小麦のタンパクが入ったお茶石鹸を利用した方がアレルギーを発症した例もありますが、普段は何ともなく摂取している物質も、摂取してから運動したことによって発症する事もあります。

CBDはあなたの健康の役に立つことがいっぱいありますが、ご心配な方はCBDが詳しい医療機関にご相談ください。

Author Profile

みゆき
みゆきCBDオイルレビュー専門家
2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。

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