CBDオイルはアルコール依存症にも効果あり?禁酒に繋げる方法は?

CBDオイルとアルコールの関係性についてCBDの知識

CBDとは、麻から抽出される生理活性物質の一つであり、リラックスや落ち着いた感覚を与える為に、日本ではVAPE(電子タバコ:CBDリキッド)やオイルなどの形状で販売されています。

原料を聞いて、それって本当に違法じゃないの、と不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、CBDには「ハイ」になる違法な成分THC(テトラヒドロカンナビノール)は入っておらず、CBD自体は日本でも合法の成分になっておりますので購入したり、摂取しても問題はありません。

そのCBDがアルコール使用障害(AUD)(簡単にいうとアル中やアルコール依存症のこと)に効果があるという研究報告があり、アメリカを中心に日本でも人気になっています。

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そもそもアルコール依存症とは?

アルコール依存症とは、摂取するアルコールの量を自制できない症状のことを言います。

アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。

アルコール依存症の症状 – アルコール依存症治療ナビ

アルコール依存症は、お酒を飲む人であれば誰でも発症するリスクはあり、厚生労働省で調査したICD-10(国際疾病分類)の調査では、アルコール依存症の調査に該当したことがある方は、107万人と推計されています。

これは、あくまで調査して分っている数ですので、一般家庭の未成年から成人の全てのアルコールユーザーの数を把握している訳ではありません。

実際治療を受けている方は、約5万人しかおらず、その多くが何も解決策がないままに毎日を過ごしています。

https://www.j-arukanren.com/pdf/20190104_shin_al_yakubutsu_guide_tebiki.pdf

お酒の適量は個人差がありますが、適正アルコール量は、一日当たり純アルコール20g程度であり、その例は

  • ビール(5%)500㎖
  • 泡盛(30%)0.5合 (90㎖)
  • チューハイ(7%)350×1本
  • ワイン(12%)グラス2杯
  • 日本酒(15%)一合(180㎖)

となります。

男性は1日に純アルコール量が40g、女性は20gを超えて飲酒を続けると生活習慣病のリスクを高める危険性があります。

止めたい、飲む量を減らしたいという方に、苦しまずに禁酒する手段の一つとしてCBDの特性が注目されています。

何故CBDオイルがアルコール依存症に効果があるの?

2019年5月31日に「Journal Frontiers in pharmacology」で紹介されたフランスの研究者らによって行われた研究結果によると、

「CBDは、エタノール摂取、エタノールの動機付け、再発、不安、衝動性を減らす事により、AUD(アルコール使用障害・簡単にいうとアルコール依存させた動物)の動物モデルによるアルコール摂取の全体的なレベルを下げる事が分かりました」と報告しています。

簡単にいうと、「この動物実験では、CBDを摂取したことによって、アルコールを摂取する量を抑えることができた」ということです。

また、この研究によるとCBDは、

  • 脂質蓄積の減少
  • オートファージの刺激
  • 炎症の調整
  • 酸化ストレスの減少
  • 活性化肝星細胞の死の誘導により、肝臓のアルコール関連脂肪症及び繊維症を軽減
  • アルコール関連の脳損傷を軽減し、その抗酸化及び免疫調整特性によりニューロンの損失を防ぐ

という事が動物実験の結果わかっており、AUDの被験者の飲酒を直接減らす事ができると報告しています。

https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphar.2019.00627/full

CBDオイルの肝機能への影響は?

アルコールでまず最初に気になるのが肝臓への負担です。

アルコールは肝臓を悪くします。

CBDがアルコール依存に有効だからと言って、CBDが同じく肝臓に悪さをしてたらよくないですよね。

結論、今の所CBDに副作用などは発表されていません。

ですが、何事も過剰摂取するとよくない、と言う例を見つけてきたので紹介していきたいと思います。

マウス実験では、肝臓にダメージを受けたと報告されているが……?

最近発表された動物実験のレビューでCBDの摂取で肝機能にダメージを受けたとの報告があります。

例えばジャーナリストのMike Adams氏が書いた記事によるとアーカンソー大学の研究者によってマウス実験の結果にから、「CBDを使用する人は肝毒性が高い」とし、「CBDはアセトアミノフェンのような従来の鎮痛剤と同じくらいに肝臓に有害です」と述べています。

https://www.forbes.com/sites/mikeadams/2019/06/18/marijuana-study-finds-cbd-can-cause-liver-damage/#165d390a43ff

この記事の結論としては、CBDは大量摂取することによって、他の頭痛薬(鎮痛剤)などと同様レベルで肝臓にダメージを与えるのではないか、と言うことが言われています。

ただ、記事を確認してみるとわかるのですが実験に使われているCBDの量はかなり多量で、人間に直すと約70kgの成人男性が約1300mgのCBDを毎日摂取した結果、という計算になります。

グラムに直すと1.3グラムしかないじゃないか、と言う意見は置いておいて、現状、この量のCBDを毎日摂取していくことは金額的な意味でも難しいといわれています。

ちゃんと計算していないですが、日本だと1万円くらいする高濃度のCBDオイルを毎日空けるくらいの量。

将来価格が下がる可能性があるとはいえ、これで警報を鳴らすのはちょっとお門違いですね。

またラボ(研究所)認定されているCBD製品の提供元であるKoiのCBD製品のコンプライアンスのディレクターであるThinh Vo博士は、「確かにマウスと人間は同じ遺伝子を共有しているかもしれませんが、マウス実験の結果はあくまでもマウスの結果として認識する必要があり、人とかなり異なっている」と「Healthline」の取材に語っています。

https://www.healthline.com/health-news/can-cbd-hurt-your-liver-what-to-know-about-a-new-study

そして、CBD会社テッセラ・ナチュラルズの創始者ジェイソン・コーエン氏は「この研究の大きな注意点は、発作を治療するための特定の処方薬であるエピジオレックスの最大推奨容量に匹敵する量をマウスに投与したところです」述べています。

これは、150ポンド(体重約68kg)の人が、1日1300㎎を超えるCBDの摂取量になります。1日1300㎎の摂取は金額的にも一般のCBDユーザーが毎日摂取するには非現実的な量ではないでしょうか。

「ほとんどのCBDユーザーは1日10~80mgの範囲にとどまり、不眠症、治療効果、及びやる気を出すために自分が提唱している数値よりも、わずかに高い量で服用しています」とCohen氏は言います。

CBD含め、何事も大量摂取は毒になる

確かに人の体は、食品も薬物も胃や腸で吸収した後に肝臓で代謝・解毒されますので、いくら健康に良いからと言って大量に摂取しては結局肝臓に負担がかかってしまいます。

それはCBDに限らず脂溶性のビタミンや塩分の様に何の物質にでも当てはまるのではないでしょうか。何事も適量に、ということです。

その他の肝機能障害が気になる要因としては、FDA(米国食品医薬品局)の調査では、CBDとして販売されている製品のCBDの量が足りないばかりか、重金属や農薬などの成分が検出される、又は州によっては違法成分のTHCが検出されている例もあるとしています。

CBDには過剰摂取は気にしなくて大丈夫という説もありますが、自分の摂取している又、これから摂取したいCBD製品は、

  • 少量から試す
  • 持病がある方は必ず医師や薬剤師に相談する
  • 信頼できるメーカーから買う

という事に気を付けるだけでも、重金属や違法成分・過剰摂取などで肝臓に負担のかかる事は予防できると思われます。

CBDオイルのアルコールの禁断症状への働き

ワルシャワ医科大学前臨床研究技術センター(CEPT)薬力学学科らの研究でいくつかの観察は、カンナビノイド拮抗薬がアルコール依存症及び、依存治療に有用である可能性を示しています。

CBDは研究によってアルコール中毒者のアルコール消費量の削減に役立ち、アルコール依存症の回復の再発を防ぐ事が出来ることがわかっています。

アルコール中毒に中毒に苦しんでいる多くの人々は、

  • うつ病
  • 精神病
  • 精神不安

等のような精神的健康問題にも苦しんでおり、不安やPTSDにも有効なCBDは、アルコールの乱用をしにくくする事ができます。

薬物依存マウスがCBDを摂取することによって中毒少々が軽減した?

ケンタッキー大学薬学部の研究によると、マウスでのCBDゲルを塗る実験でアルコール誘発性神経変性(アルコールを飲み過ぎてしまったことによって神経に異常が起きてしまう病気)の治療にCBD経皮発送システムを使用する可能性を示唆しています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4096899/

Scripps Research Instituteによる最近の研究では、Friedbert Weiss率いる科学者チームがコカインとアルコール中毒のラットに対するCBDの効果を調べる為の研究を実地しました。

研究者はアルコールやコカインを定期的かつ自発的に消費する嗜癖のような行動をするラット(簡単にいうとコカイン中毒のラット)に、CBDを含むゲルを7日間、毎日塗布しました。

研究者のチームは、ストレスや不安を引き起こす状況に動物がどのような反応をするのかを確認するために様々なテストを実地しました。(これは、薬物中毒にもつながる可能性のある心理的特性です。)

結果は、CBDが不安と衝動性を減少させるとともにストレス再発を効果的に減少させることを示しました。

この研究では、アルコールを与えられたラットは、CBDを与えられたときに中毒が再発する事が低い事が分かりました。

これは、ラットのストレスと不安レベルを高めるように設計された環境に置かれた場合でも当てはまりました。

簡単にいうと、通常はストレス下に置くと、ラットは中毒によってもっと薬を欲しがるようですが、CBDはそれも軽減したようです。

ストレス負荷がかかると薬に手を出すと言うのは、ストレスが溜まった人間がお酒に手を出すのと同じく、せっかくこれまで抑えてきた依存症を再発する時のトリガーとして知られています。

更にゲルの塗布を停止すると、3日以内にラットの脳からはCBDが無くなりましたが、CBDの有益な効果は長く続き、中毒症状を引き続き抑えることができたようです。実際5か月後、CBDで治療された動物は再発の減少を示しました。

プレスリリース(団体などが広報の為に報道関係者に向けてする発表)でWeiss氏は「薬物中毒者は複数の理由で再発脆弱性状態(簡単にまたその薬物に手を出してしまいがちな状態のこと)に入る。したがって、これらのいくつかを同時に改善するCBDで観察されるこれらの効果は、単一の状態の実を対象とする治療よりも再発を防ぐのにより効果的である可能性が高い」と述べています。

https://www.sciencedaily.com/releases/2018/03/180323104821.htm

二日酔い時のCBDオイルの用い方

楽しい酒も飲みすぎると、制吐を制御する脳内の領域を活性化し、その効果で

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 消化不良
  • 腹痛

等が起こります。

CBDは限られた用法容量範囲で吐き気と嘔吐を抑制する事が分かっています。

CBDは、胃酸に対するアルコールの影響を防ぐ効果はほとんどありませんが、脳幹の嘔吐中枢をある程度サポートする可能性があります。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21175589

ただし、CBDが二日酔いは時間の経過や、水分摂取で治ることから、科学的には、証拠や根拠はまだ確立されていません。

お酒を飲む30分前にCBDを摂取すると酔いやすくなる為飲酒量が減る等、様々な説が謳われていますが、吐き気は改善するものの、二日酔いにならないとは断言できないのが現状です。

禁酒におすすめのCBDオイルはGMP認定されたものがおすすめ

CBDオイルを選ぶ際には、二日酔いに限らず、違法成分や農薬、重金属が含まれていないCBD商品を購入する為に、GMP(医薬品適正整合基準)認定されたオイルを使う事をお勧めします。

GMPの前にcが付いたcGMPは最新のという意味がある為、出来ればcGMPが望ましいです。

GMP認定された商品を使う事によって

  • 人為的な誤りを最小限にする
  • 医薬品に対する汚染や品質劣化を防止する
  • 高度な品質を保証するシステムを設計する

と商品になるまでに厳しい基準をクリアする為、WHO等の国際機関や各国の規制当局が策定している基準をクリアする事が出来ます。アメリカでは厳しいcGMPの基準をクリアしていないと健康食品は販売できません。

日本で購入する際は、正規輸入代理店やVAPEショップ等で取り扱いがありますので、実際の商品を見てみたい、味を確認してみたい方は、お近くのショップにお問い合わせください。

まとめ

  • CBDはアルコール依存に効果がある
  • 大量摂取は何事も毒。CBDも用法用量を守ろう

様々な研究からCBDは吐き気や薬物依存に効果がある為、二日酔いに効果があるという説が出回っています。

現在の所、二日酔いに絶対にならないという研究結果は見つけられませんでした。

いつも飲み過ぎて困っている方は、薬物依存度が少なくなったという研究結果もあるCBDを試してみてはいかがでしょうか。

Author Profile

みゆき
みゆきCBDオイルレビュー専門家
2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。

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