こんにちは、みゆきです。
今日は、CBD製品を選ぶ時にチェックしておきたい6つのポイントについて紹介します。
いやいやいや、別にそんなのどうだって良くない?
こう思う方ももちろんいます。ちなみに私も最初はそうでした。
これ、良い時と悪い時があります。
まず、商品を求めていくに連れて、CBDユーザーは基本以下の流れをみんな取るんですね。
- 楽天などのECサイトでの購入(もしくは店頭購入)
- 公式サイトでの購入
- 海外個人輸入
なぜなら個人輸入は安いから。2までは無知でもセーフゾーンなんですが、3から無知だとアウトの場合があります。なぜなら個人輸入は100%自己責任になるから。
最低でも没収、最悪はおまわりさん沙汰になってしまいます。
じゃあ、どうやって選べばええねん!
なので、今回この記事で紹介していきたいと思います。
この記事のまとめ
なぜ慎重に選ぶ必要があるのか?
とても魅力的な効能で注目されるCBD製品。
日本で販売されている製品は、全て海外で製造されていますが、その製造基準はものによってバラバラなのが現状です。
国によっては、商品の品質管理を国ではなく企業に任せられているからです。
これはどういうことを意味するかと言うと・・・
もし日本で「国産」と表記のあるCBD製品があったとしたらどう思いますか?
国産は安心だから真っ先に選ぶよね。
実は「国産」は一度立ち止まって、確認すべきポイントです!
日本国内で大麻の栽培や加工はほぼ不可能に近い状態なのに、何が「国産」なのでしょう?
「国産だから」といって安心して購入する日本人の性質を、うまく利用しているのかもしれません。
今回は、安全・安心の置けるCBD製品の探し方をお伝えしますので、是非参考にしてください!
ちなみにこの問いの答えは「原料輸入して瓶詰めを国内でやると国産になる」です。つまり、この場合中身は海外です。気をつけてくださいね。
1.そのCBD商品、そもそも金額は妥当か?
国内で販売しているものは、2020/06/20現在、だいたいCBD1000mgあたり5,000~10,000円です。
まずはこのレンジ内に入っているかどうかをチェックしましょう。
高額に感じると思いますが、それには勿論理由があります。
- 日本では大麻の栽培がほぼ不可能なため、CBD製品はほぼ輸入。つまりマージンがかかる
- 未だCBD製品の市場は盛んではなく、競争が少ない
- 国内では違法なTHC成分を完全に除去するには多額のコストがかかる
外国ではTHCも含まれている製品の方が相乗効果が期待できるとされているので、マイノリティなTHCフリー製品は高くなります。
この相場より安ければ怪しむ必要がありますし、これ以上高ければ、なぜこの値段なのかを確認して買わないと損をすることになります。
相場と照らし合わせて、以下2点
- なぜその金額なのか?
- 付加価値は何か?
これらを必ずチェックして、納得してから購入するようにしていくのが、賢いCBD製品の購入方法です。
- 国内で販売しているものは、2020/06/20現在、だいたいCBD1000mgあたり5,000~10,000円
- このレンジ幅を外れている場合は、なぜ高いのか?安いのか?をチェック!
2.購入前に抽出方法を必ずチェックする
麻からCBDを抽出するための方法は、主に2種類あります。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
アルコール抽出(品質=中 価格=低)
低コストですが、品質も低くなります。
抽出する過程で、微量のエタノールがオイルに残留する可能性があるので、あまりおススメめはしません。
CO2抽出方法(品質=高 価格=高)
高価ですがおススメです。抽出プロセスでカンナビノイドが失われる可能性が防げます。
この方法はさらに、低温を使用するか、高温を使用するかに分かれます。
安全で有効性が高く、一番クオリティーの良いものが作れる抽出方法とされているのは、低温を用いた方法です。
抽出方法が記載されていないCBDオイル製品は避けたほうが無難でしょう。
- CBDの主流な抽出方法は2種類
- 品質はアルコール<CO2だが、価格もアルコール<CO2
- 事情によって良いものを使いたい場合はチェック
3.商品を作っている工場と同じ工場でTHC製品が製造されていないか?
過去にTHC100%フリーのはずのCBD商品であったのに、THCの含有が発覚した、なんてニュースがありました。
え、THCフリーなのになんで?と思いますよね。
実は、同じ工場の別ラインでTHC含有の製品を作っていたんですね。
そのため、ラボなどに提出したタイミングでは混入がなかったのに、ラインを変えた時に混入し、そのまま出荷→事件になってしまったようです。
ここで、可能であれば工場を〜。と言いたいところなんですけど、素人目からすると製造工場でTHC入りの商品を含めているかどうかなんて判別するのは至難の技だと思います。
一旦、同サイトでTHC入りのものが販売されているかどうかで判断がしてみてください。
もしある場合は、個人輸入の際にはちょっと注意です。
- 同じサイトでTHC入の製品を販売していないかチェック
- している場合は、個人輸入を考えている場合は要チェック!
4.cGMP/GMPマーク取得製品であるか?
GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正な製造規範)の略で、原材料の受け入れから製造、 出荷まで全ての過程において、製品が「安全」 に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。
GMPを順守していると認定された工場で作られた製品には、このマークがつきます。
できるだけGMPマークがついている製品を選びましょう。また、最高の製品であることを意味する
cが付いているもの(cGMP)は、「最新の」GMPという意味なので、なお安心です。
- cGMPかGMPマークを取得していないかチェック
5.ラボテストは閲覧可能か?
もしこのGMPマークがなくても、第三者機関のテストを通過しているメーカーやブランドのものを選ぶ方が賢明です。
製造者によっては自社製の品質にこだわりを持ち、その信頼性を高めるために、ラボテストの結果を公開している場合もあります。
例えばハワイアンチョイスというメーカーは、CBDがどこでどのように抽出されたか、製品の中に不純物が入っていないか等の詳細を公表しています。
参考:https://hawaiianchoice.com/report/
仮にテストがあった場合でも油断してはいけません。少々面倒かもしれないですが、ラボテストの書類の日付を必ず確認するようにしましょう。
- ラボテストは、公開されているだけでは安心してはダメ!
- 日付をチェック!
6.添加物に危ないものが含まれていないか?
健康になるためにCBDオイルを使うので、本来であれば、原料の大麻だけでなく全ての成分が農薬や化学物質のないオーガニックであることが望ましいですよね。
例えば、VAPEに使用するリキッドに使われているプロピレングリコール(PG)とポリエチレングリコール(PEG)は、高温化でホルムアルデヒド(発がん性物質)の発生が認められています。
また、VAPE内部のチンキを熱するための金属コイルを加熱することで、ユーザーが吸う蒸気のなかにクロムやニッケルなどの相当量の重金属が混入することがわかっています。参考:https://gigazine.net/news/20180226-e-cigarette-vapor/
CBDの過去の事件などの詳細は以下の記事でも紹介しています。
怪しいと感じられる添加物は、一度調べてみる必要があります。国内では含まれている製品がないので、「そんなこと別にわざわざ気にしなくても・・・」なんて思う方もいらっしゃると思いますが、海外ではしれっと使われてたりします。注意に越したことはありません。
今度記事にしようと思っているのですが、最近は米国でCBDオイルの中に本当に表記量のCBDが含まれているか調査したら、いくつかの商品で、20mgとか書いてある製品が0だった!CBDフリーだ!なんて調査記事も発表されてます。
書いてある情報も全部鵜呑みにせずに、確かな情報をネットで集めたりしましょう。
- リキッドはPG・PEGが含まれていないかチェック
- 含有成分表は表示されているものを!
まとめ
CBD商品を買う際にチェックしたいポイントを紹介しました。
- 1.そのCBD商品、そもそも金額は妥当か?
- 2.購入前に抽出方法を必ずチェックする
- 3.商品を作っている工場と同じ工場でTHC製品が製造されていないか?
- 4.cGMP/GMPマーク取得製品であるか?
- 5.ラボテストは閲覧可能か?
- 6.添加物に危ないものが含まれていないか?
以前、気軽に大麻を手に入れることができるアメリカ在住の日本人が、インターネットを通じて違法なCBDオイルを販売していたことがありました。
海外から個人で輸入し仮にTHCの含有が発覚した場合、100%自己責任になってしまいます。
このような話を聞くと不安になってしまうかもしれませんが、だからこそ、優良なCBD製品を扱う企業はきちんと情報を公開しています。
是非自分に合うCBD製品を探し、健康体を手に入れてくださいね。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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