今、海外で注目を集めているCBD(カンナビジオール)オイルは、麻の成分の一つで、ストレスや睡眠障害、慢性痛の解消、うつ防止、統合失調症、摂食障害、薬物・アルコール依存、便秘、がん、骨粗鬆症、アトピー性皮膚炎など、様々な症状にも効果的だとされています。
このCBDオイル、もっとも効果を引き出すための適量はあるのでしょうか?
何事も多量に摂取するのは毒ですし、かと行って少量では効き目を感じません。
今回は、CBDオイルの正しい、適切な量についてご紹介していきたいと思います。
この記事のまとめ
WHOの基準によるとCBDは1日100~800mgまで
結論からいうと、2017年に発表されたWHOの報告によると、口からの摂取量は1日あたり100~800mgとさせています。
https://www.who.int/medicines/access/controlled-substances/ecdd/en/
調べた限りでは、米国の実験では、1日あたり2000mgを摂取したとしても問題ないと言われている発表もあります。
CBDには「副作用は無い」と公言されていますが、WHOの発表している範囲で使用するのが良いでしょう。
製品にもよるが、10滴〜30滴を目安に。
濃度にもよるのですが、メーカーによって推奨摂取量は違い、10滴を目安にしているところもあれば、5~6滴や30滴が目安のところもあります。
これには濃度が関係してきています。
例えば、製品にはCBDが5%含まれているものと、10%含まれているものがあります。
5%のものは規定量までにより多くの量を必要とし、10%のものはその半分の量で同等の効果を得ることができます。
注意書きや公式サイトに記載がある場合がほとんどなので、これらをよく読んで使用するようにしましょう。
CBDオイルが効果を発揮する量は製品によって異なる
CBDオイルの効果的な使用量などはあるのでしょうか?
CBDには様々な種類の製品タイプが出ていますが、製品の形状によって効果が出るまでの時間が異なる点に注目です。
電子タバコタイプは3分、舌下タイプは30分でおよそ効果が出始める
どのような濃度やCBD製品でも、
- 電子タバコ(VAPE)タイプはおよそ3分
- 舌下タイプ(食べるタイプ)はおよそ30分
で効果が出始めると言われています。
これは製品の濃度が3%~15%の域にあり、どの製品でも濃度に大差ないことから、およそ効果が出る時間も効果が無い、という推定からきています。
電子タバコのような、オイルをふかして肺に摂取するタイプは血中にCBDが流れるまでの時間が早いため、およそ3分くらいで効果が出始め、その後1時間ほど効果が続くと言われています。
舌に垂らしたりすることで摂取するタイプのCBDオイルは摂取して効果がで始めるのが一般的には、15分~30分程度で、4時間~6時間継続すると言われています。
これは、吸収率の関係で、舌下タイプは肺から吸引するタイプに比べてそこまで吸収率がよくないということと、自ずと摂取するCBDの総量が多いことから理由づけられます。
自分に合った適量を知る方法
先ほど紹介した摂取量はあくまでも目安で、メーカによっても推奨料は様々、体質や生活習慣によっても異なります。
誰にでも推奨された摂取量を飲用したことで効果を発揮するわけではありません。
色々と実証研究がなされているものの、「まだまだハーブの類である」ということを念頭に、まずは少ない量から初めて、効果を実感できなかったら増やしてと、徐々に自分にあった適量を見つけることをお勧めします。
それでも副作用などが認められていないため、安心して始めることができます。
まずは、WHO基準の量より少し少ない50~300mgから、電子タバコタイプであれば5分ほど吸ってみて効果を実感することができるか試してみましょう。
舌下タイプですと、効果が感じられるようになるまで30分のインターバルがあります。効果がないからといって過剰摂取はせずに、様子を見ながら自分にあったCBDオイルの適量を見つけましょう。
リラックスできるものなので、静かな場所でゆっくり音楽を聴きながら摂取してみることをお勧めします。
適量のはずなのに効かない訳は?
「飲み始めたけど、効果を感じない。」
「適量を飲んでいるのに、効果を感じない。」
その理由は、
- 正しく使用できていない
- CBDオイルがそもそも自分にあってない
- 間を空けてしまっている
- 効果が出ているのに正しく体感できていない
といった可能性があります。
先ほどもご紹介しましたが、メーカーの推奨する適量が、必ずしも誰にでも効果がある適量ではありませんし、生活習慣や年齢、体質などでも変わってきます。
- 舌下タイプであれば、空腹の状態で摂取しているか?
- 電子タバコタイプであれば、吸ったCBDを肺にちゃんと吸引しているか?
- 肺にとどめている時間、舌下でオイルを転がしている時間は十分か?
量が効果を感じられないのであれば、特に上記を気にしてみてください。
それでも効果を感じられない場合は、ふかす量を増やしたり、舌下タイプであれば垂らす量を増やすなど、少しずつ量を増やして様子を見て見ることをお勧めします。
自分で量を調節することができるので、良いですね。
過剰摂取しても問題はない?
CBDオイルは、副作用や中毒症状などは認められていません。
では、どこまで摂取しても問題ないのか?
海外での事例を調べてみると、1日2000mgまで摂取した研究成果はありましたが、それ以上の摂取量では確認できませんでした。
少量でも十分効果が出る人はいますが、この2000mgを超えないようにしましょう。
CBDオイルは今では、世界各国で、健康の維持のためサプリメントとして摂取されています。
副作用の心配はありませんが、もちろんどんな成分も過剰摂取することで悪影響を及ぼすことがあります。
そして、過剰摂取したからといって、効果をその分感じることができるわけでもありません。
適量に収めましょう。
適量で継続するおすすめのCBDオイルは?
では、オススメのCBDオイルはどんなものがあるでしょうか?
成分に含まれているヘンプは、土壌の汚染物資を吸収するという性質があるようです。
殺虫剤・除草剤・殺菌剤などが含まれる可能性もあるので、完全オーガニック表示があるものが安心です。
THC成分が入っていないことが証明されていることも重要。
生産過程であれば、農業で、食品安全・環境保全・労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理がされている「GAP」や、医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準をクリアしている「GMP」など、ヨーロッパやアメリカの安全性基準をクリアしているものは安心です。
さらに、相談がきちんとできるメーカーもあるので、購入する前に相談して見極めることも可能です。
そこでオススメなのが「vapemania」と言うブランドです。
「vapemania」は、オンラインショップだけでなく、実店舗などもあり試すことができます。
商品ごとのレビューも多いので、選ぶ目安にしらすいのが魅力。
医師やLINEアカウントでの相談ができる安心感もあります。
安全性でも、成分表や検査証、税関提出書類など公式しっかりと記載させています。
自分に合ったCBDオイルを相談、吟味した上で見つけることができるのです。
まとめ:自分に合った適量で健やかな毎日を
- WHOの見解では1日100~800mgまで
- 製品によって濃度が異なる
- 効果を感じられない場合は、量を増やす、正しく使用しているか確認する
今では、様々なブランドからCBDオイルが出ています。
しっかりと情報収集した上で、購入することが重要なんですね。
使用するときも、即効を期待していきなり量を増やすのではなく、徐々に増やしていき、自分に合った量を見つけていきましょう。
ですが何より、継続することが大事です。
自分の生活リズムに合った時間に飲用することを意識して、CBDを楽しみましょう。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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