CBDオイルとは、麻に含まれる100種類以上の※生理活性物質(カンナビノイド)の1つであるCBD(カンナビジオール)を中心に抽出したオイルです。
麻から抽出されるものの、気分が高揚する(ハイになる)作用はなく、日本国内においてCBDは合法な成分です。
CBDオイルには、様々な効果があると注目されており、特にリラックス効果に注目されています。
水タバコのようなものから、チューイングガムのようなものまで、様々な商品が出てきている中で、効果の出方はそれぞれ異なります。
今回は、このリラックス効果をどのようにしたら高めることができるのか、様々な製品を見ながらを探っていきたいと思います。
この記事のまとめ
CBDオイルのリラックス効果が発揮されるのは?
ズバリ、体内、特に摂取してから血中にCBDが流れたタイミングからリラックス効果が得られるようになります。(オイルなので血液に直接入れてはダメですよ!)
製品によって血中に含まれるまでの時間が異なりますし、持続時間も異なります。
効果が早く出るのは電子タバコ(VAPE)タイプ
もっとも早く効果が出るのは吸引する電子タバコのようなタイプ。
実際にはCBDオイルを吸うのではなく、CBDリキッドと呼ばれるものを気化させて吸うことになります。
VAPEタイプは、製品に含まれているCBDの濃度にもよりますが、吸い始めてから5分〜10分でリラックス効果を感じることができると言われています。
しかし、電子タバコタイプは効果が出るのも早いですが、効果が抜けていくのも早いです。
リラックス効果を感じるのは吸い終わってからおよそ1時間。
効果がゆっくり出るのは食べる・塗るタイプ
効果がゆっくり出るのは、肌に塗るタイプや、舌に含んだり、飲んだりするタイプのCBD製品。
これらの製品は、血中に取り入れられるまで時間がかかります。
塗り始めたり、飲み始めてから約1時間後から効果を感じ始めることができると言われています。
これらの製品は自ずと量を摂取するので、その分効果持続時間も長め。
お酒を飲むことができる人は、飲んだ後のほろ酔い気分の時間が、どれだけ飲んだかによって変わるイメージをしてもらえると、こちらのタイプのCBDオイルの効果もわかりやすいと思います。
もちろん摂取した量にもよりますが、持続時間はおよそ1時間〜3時間。
CBDオイルのリラックス効果を最大限に発揮する方法
CBDオイルを摂取する好ましい方法として、リキッドも入れて、主に3種類あります。
CBDリキッドを、VAPEで吸う方法
CBDオイルとは異なりますが、CBDリキッドを使用する方法として蒸気吸引する方法があります。
VAPE・電子タバコなどと呼ばれている方法です。同じ方法を使って、CBDオイルも吸引することができます。
電子タバコVAPEタイプのヴェポライザーでは葉や茎などから抽出されたオイルなどを電気で170℃程度まで温め、気化した成分を吸入するという方法で摂取します。タバコを吸う以上に煙が出るので、「吸っている」感が強く、若者に人気です。
いわゆる電子タバコとは違いタールやニコチン、一酸化炭素などの毒物は一切発生しません。VAPEタイプの大きな魅力としては様々なフレーバーが用意されているという点があります。
マンゴー、カンナビス、シトラス、ペパーミント、ピーチなどのフレーバーオイルが販売されています。
蒸気吸引の場合、舌下吸収とは違い即効性があり早い人で5~10分程度で効果を感じ、体感し始めから1~2時間程度効果が持続します。
効果が早い理由としては肺から直接CBDを摂取することになるので血液中にCBDが直接乗って拡散するためであるといわれています。
CBDオイルを舌に垂らす
1つはスポイトにオイルを吸入し舌の下側に垂らす(舌下吸収)方法です。
1回15滴を目安に60秒ほど舌下に含んでから飲みます。
初めのうちは、15滴でなく、半分の7〜8滴を目安に摂取してみましょう。
摂取してから、およそ30分〜1時間ほどで効果が出てきます。
効果が出るまでに少し時間がかかるので、効果が出ないと思って量を摂取しないように注意です。
オススメはゆっくりする時間を確保できたタイミングの一番最初、もしくは就寝する少し前。
舌下タイプのCBDオイルはオリーブオイルのような色をしており、香りは草のような独特な味があります。さながらハーブです。
初めて摂取するときは少し抵抗感があるかもしれません。
近年では、それらの声を反映したCBDオイルが多く販売されております。
例えば、バニラ・ラベンダー・オレンジ・ジンジャー・シナモン味なども販売されています。
注意点としては、CBDオイルの摂取量には目安はあるものの、適量に関する最適値というものは今のところなく体質や生活習慣などによっても適量は異なります。
また、たくさん摂取すればするほど良い効果が得られるというわけでもありません。
ですので、メーカーの推奨する適量とWHOの摂取量の目安を参考にしながら自分に合う適量を見つけるのが良いでしょう。
CBDを皮膚に塗る
2つ目は皮膚に垂らしてこすりつける方法です。
使い方はローションやクリームを塗るのとまったく同じです。
適量を手に取り塗りたいところに肌になじむように伸ばして塗ります。
CBDオイルには炎症を抑える抗炎症作用があるため、虫刺されや肌荒れ、アトピーなどに効果があるとされています。
また炎症を抑えるだけでなく普段の肌のお手入れ用として皮膚に塗ることで「皮膚の再生を促す」という研究データも発表されておりアンチエイジング効果も期待できます。
皮膚に塗る場合、口から摂取するよりも吸収率はよくありません。
しかし、中にはミックスベリーやメントールなど様々な香りのオイルも販売されているので肌に塗った後に香る匂いでもリラックス効果が期待できます。
皮膚に塗るタイプのCBD製品で最もリラックス効果が期待できる方法としては、就寝前にCBDオイルを摂取し顔などの皮膚にも適量塗ること。
脳と身体が睡眠に適したリラックス状態となるので日常的にストレスを受けていたり悩み事を抱えている場合に有効です。
CBDオイルとリキッドでは効果が出るまでに差がある?
CBDオイルとリキッドでも、製品のタイプによっても、効果が出るまでに差があります。
知りうる限りではVAPEタイプが、一番即効性があります。
早い人で5~10分程度で効果を感じ、体感し始めから1~2時間程度効果が持続します。
効果が早い理由としては肺から直接CBDを摂取することになるので血液中にCBDが直接乗って拡散するためであるといわれています。
一方、CBDオイルを舌下吸収した場合、早い人で1時間程度で体感し始め、3~6時間程度効果が持続します。
VAPEタイプと比較すると、少し長いですね。
舌下吸収についても、直接CBDを舌下に浸透させ血流に乗せて体内に取り込むので、蒸気吸引ほどではありませんがそこそこ早く効果が表れます。
さらに体感時間が蒸気吸収と違い圧倒的に長いので、長く効果を楽しみたい人は舌下吸収もオススメです。
舌下タイプと同じかそれ以上に効果が出るのが長いのは、肌に塗るタイプと、飲むタイプ。
肌に塗るタイプは、そこまで濃度の高いものを塗布しても全てが吸収されるわけではありませんし、飲むタイプも、胃酸などで薄まったり、そもそも吸収率が良くないので量を摂取しなければなりません。
CBDオイルの効果を高めるフルスペクトラム製品に注目
CBDオイルの効果を高める方法として、フルスペクトラムのCBDオイルを摂取するのが良い、と言われています。
フルスペクトラムとは?
フルスペクトラムとは直訳すると「全領域」「全範囲」という意味になります。
つまりヘンプ(麻)に含まれる成分が全て入っている製品ということになります。
特にCBD含む、カンナビノイドと呼ばれる成分が複数含まれていることに注目です。
またカンナビノイド以外にも、ヘンプに含まれる必須ビタミン・テルペン・ミネラル・クロロフィル・たんぱく質・フラボノイドなども含まれます。
なぜフルスペクトラムのCBDオイルの方が良いのか?
フルスペクトラムであるメリットとしては植物から抽出した単体の成分より、植物そのままの様々な成分が入っているエキスの方が効果が期待できるという報告が多いからです。
CBD単体でも十分なリラックス効果を期待できるということが挙げられますが、精製されずCBD以外の成分も入っているフルスペクトラム状態の方が様々な効果が発揮されるという報告があります。
ハーブは、ありのままの状態を摂取した方が、有効成分そのものを厳選して摂取するよりも効果が高い。この効果を「アントラージュ効果(側近効果)」といいます。
フルスペクトラムCBDは、この効果を得ることができると言われています。
https://cbd-library.com/full-spectrum/
フルスペクトラムCBDは、依存しにくい?
またCBD単体では一定量を超えて摂取してもその効果が頭打ちとなってしまうのですが、フルスペクトラムCBDでは摂取すればするほどより効果があるという報告があります。
人体に対する耐性についてもCBD単体よりフルスペクトルの方がつきにくいとされているのでより長く効果を実感することができます。
https://cbdmania.jp/precautions-for-cbd-intake/
結局リラックス効果が高いのはオイル?リキッド?
結論としては、CBDオイルよりもCBDリキッドの方が早く手軽にリラックス効果を見込めるためオススメです。
理由1:舌下などは、吸収率が高くない
その理由としては、単純明快、唾液によってCBDオイルが薄まるためです。
舌下吸収だと、粘膜で摂取しているとはいえ、蒸気吸入に比べ摂取効率が悪くなります。
CBDオイルを口から摂取すると胃を通り身体に吸収されていきますがその過程でも体内の水分に溶けることがなく胃の中に残ってしまいます。
そして胃の中に残っている食べ物と混ざることによりさらに吸収率が低下してしまいます。
一般的には舌下吸収の場合で約15%、蒸気吸入の場合は約50~60%吸収されるといわれています。
理由2:VAPE(CBDリキッド)の方がリラックスの体感速度が早い
2つ目としては摂取から体感までの時間が早いという点です。
CBDリキッドは肺から直接摂取するため、摂取効率は上述したように舌下吸収に比べ格段に高く、体感し始める時間も格段に速いです。
理由3:CBDリキッドの方がコスパが良い
3つ目としてはコストパフォーマンスがCBDリキッドの方が良いという点です。
安いものでも50mlで3,000円程度(約30日分)です。(CBDの濃度が高濃度であるほど高価になります。)一方CBDオイルは安いもので30mlで9,800円です。
しかし、リキッドの方がオイルより摂取効率が良いためそこまで高濃度のCBDオイルでなくても効果を体感することができます。
https://item.rakuten.co.jp/org-store/10000033/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237
理由4:状況を気にせず使用できる。
リキッドは、吸える場所さえあればいつでも吸引可能です。(もちろん喫煙スペースでお願いしますね!)
そして効果をすぐに感じることができます。
しかし、CBDオイル摂取の場合、胃などの消化器官で吸収するため、空腹時でないとその効果が半減してしまいます。
よって、摂取するタイミングやコストパフォーマンスから考えればCBDリキッドの方がリラックス効果が高いということになります。
最もリラックス出来るおすすめのCBDオイルは?
個人差がありますので、いくつかのポイントを紹介した上で、最もオススメのCBDオイルを紹介したいと思います。
CBD濃度を確認する
もっともリラックスできるCBDオイルを選ぶ際の基準としてCBDの含有量があります。
一般的にはCBDオイルの総量を「ml(ミリリットル)」で表記してあり、その中に含まれるCBDの量を「mg(ミリグラム)」で表記してあります。
またオイルの総量に対するCBDの含有率を3%、5%などの「%(パーセント)」で表記してある製品も多いので合わせて確認することをオススメします。
一般的に、より高い濃度の方がリラックス効果が高いです。
しかし、初めから10%などに手を出すと葉っぱを食べているようなキツさを感じるので、初心者は3%からスタートするのをお勧めします。
混ぜられているベースを確認する
CBDオイルは、「飲みやすさ」も重視する必要があります。
CBDオイルのベースとなるオイルは主に3種類あります。
- オリーブオイル
- ヘンプシードオイル
- ココナッツオイル
苦みの弱さ(飲みやすさ)からCBDオイルを選ぶ場合、ココナッツオイルベースが一番苦みが弱くその次にオリーブオイル、そしてヘンプシードオイルという順番になるのでオイルを選ぶ際の参考になればと思います。
先ほど紹介した、フルスペクトラムに近いのは、同じヘンプからきているヘンプシードオイルを使用したもの。効果をより実感したい人は、ヘンプシードオイルベースのものがオススメです。
最もオススメのCBDオイルは?
CBD含有量やオイルの飲みやすさからもっともリラックスできるCBDオイルは「エンドカ ヘンプオイルドロップス 300mg CBD(3%)」という商品です。
オススメする理由の一つとしてCBDの含有量が多いわりに価格が安いという点です。
公式サイトでは5,500円程度ですがYahoo!ショッピング等から購入する場合3,500円程度と割安で入手することができます。(価格は逐次変更されているので要注意です)
同じような価格帯の製品は他にも多数ありますがまずCBDの含有量が3%と初心者向け。
CBDオイルからリラックス効果を期待する場合当然オイル自体の総量よりもCBDの含有量が重要ですのでこの「エンドカ ヘンプオイルドロップス 300mg CBD(3%)」はリラックス効果がかなり期待できます。
摂取の方法のオススメ
舌下吸収で1日7滴程度を目安に1~3回に分けて使用します。
おおよその目安として約30日分です。
この製品のベースオイルはヘンプシードオイル。
CBDと同じヘンプ由来のオイルです。オイル自体とCBD、どちらもヘンプ由来のものなので、相性はとても良くよりリラックス効果が期待できます。
ただ、少し刺激が強く、漢方などの独特の香りやクセがあります。
少量を試してみて、このようなクセがお好みの方にはオススメです。
どうしても独特の香りやクセが気になる方はコーヒーなどの飲み物と一緒に摂取するところから始めるとスムーズに摂取できます。
きになる口コミは?
口コミでもかなりの高評価でずっと続けたいという内容が多かったです。一部ですが以下に口コミを紹介します。
zak*****さん 評価日時:2019年01月21日 16:49
喉に良いというのと、不眠に効くということで数日間朝晩5滴ずつ使用しました。普段から自律神経が不安定なため夜あまり眠れず睡眠導入剤を使用しておりとりあえず併用で使用しました。
すぐ眠れるとか一度も起きずにすごく深く寝られるとかというと微妙なところではあるがリラックス効果があるというのは実感できます。なんだか呼吸が整うというか、枕の場所がいちいち気になるとか衣服の重なりが気になるとかそういう細かいところがマシになっている気がします。また、夜よりも朝の方が気持ちの面で効いている気がします。
ああ仕事行かなきゃなと鬱になるところが気分がフラットで居られます。味と香りは慣れれば平気ですが、わりと長時間口の中では香りがします。人と近くで話をするのはきになるところ。
https://shopping.yahoo.co.jp/products/z55sh9gekn
mar*****さん 評価日時:2019年03月06日 22:30
CBDオイルは知っていましたが、高価なものだと思い諦めていました。このオイルはお安いですが、ビックリしました!私はうつ病歴15年で安定剤は離されなかったのですが、要らなくなりました!死ぬまで飲まないとと思っていたので、すごくうれしいです。このまま、抗うつ薬も断薬できたら。重度の不眠症で眠剤、導入剤、安定剤を飲んでいます。段々安定剤の量が増えて、記憶力等でかなり不安でしたが、CBDオイルには助けてもらっています。夜15滴飲んでいます。
ygf*****さん 評価日時:2019年01月17日 13:39
日常生活にも支障がある酷い坐骨神経痛で最近、cbdオイルを知って試しています。推奨使用量で痛みに変化ありませんが、3~5倍摂取すると格段に痛みが減って気持ちも落ち着くので、痛みが特にひどいときに使用していて、その効果に驚いています。味がすごく独特なので苦手な人もいるかもしれないです。もう少し安く購入できたらありがたいですね。
inu*****さん 評価日時:2018年09月21日 12:27
CBD初体験!口に入れた時の味は・・・まさに。良薬口に苦し、でした。(私にとっては)今まで色んな食用オイルを試しましたが、イメージはそんな感じだったけど、実際はかなりニガくて顔が歪みました。だんだん慣れるのかな。口に含んだ後の後味と口臭が気になります。
よくない評価もありました。
oka*****さん 評価日時:2017年08月21日 09:04
効き目なし、後味が悪いです。びっくりするほど変化がないです。残念ながら、効き目がない。
asu*****さん 評価日時:2018年10月17日 19:53
注文してすぐに届いたので助かりました。以前にペーストタイプを試したことがあるので想像通りかなり独特の香りがしますが私は大丈夫でした。効果もありそうですのでこのまましばらく続けてみて良ければリピートします。
このように良い口コミ、悪い口コミ様々ありますが効果の有無、毎日続けられる価格という点で、この「エンドカ ヘンプオイルドロップス 300mg CBD(3%)」をもっともおすすめできるオイルとして推奨させていただきました。
まとめ
- リラックス効果を早く感じたいならCBDリキッド(VAPE)タイプがおすすめ
- CBDは製品によって使い方が様々。
- オイルの効きが悪い場合はフルスペクトラムを
- 初心者は、効き目よりまずは濃度が低いものからスタートして
CBDオイルは様々な製品が発売されており、効果の具合も人によって様々です。
こればかりは一回試してみないことにはどうにもなりません。
リラックス効果を早く感じたい人はVAPEタイプをぜひ試してみてください。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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