こんにちは、みゆきです。
ストレスを感じるのは人間に限ったことではないですよね。犬や猫などの動物にも心があり、ストレスを感じるものであります。
仲間を亡くして悲しみを負ったことからストレスを感じるようになったゾウに、癒し効果を持つCBDオイルが投与されることになったニュースが興味深かったので翻訳して記事にしてみました。
オリジナルの記事はこちら:https://edition.cnn.com/2020/08/27/europe/elephants-stressed-cbd-poland-scli-intl-scn/index.html
喪失感がストレスに!緩和ケアにCBDオイル
ポーランドで経営されているワルシャワ動物園で、群れのリーダーを担っていたゾウのエルナが2020年3月に永眠しました。
エルナは3頭の若いゾウを束ねており、彼女の死は他のゾウ達に大きなショックを与えたとのこと。残されたゾウ達はショックを受けただけではなく、それが引き金となったのかストレスの兆しも見せるようになったそう。
現段階では悲しみに明け暮れて群れでの喧嘩が続いているそうです。ゾウの喧嘩は馬鹿に出来ないようで、時にゾウ自身の命を奪うこともあるため予断を許さない状況が続いているとのこと。
そこで、ゾウのストレス緩和のために、CBDオイル投与がプロジェクトとして進められることが決定しました。
濃度が高いCBDオイルをゾウの食事に混ぜ、経過を観察していくということに。
このブログをくまなく読んでいる方は、「いきなり高濃度!?」と思うかもしれませんが、体も大きいので、高濃度でも耐えれるんでしょうね。というかむしろ効かないんでしょうね。。
ゾウへのCBDの効果は?実はすでに犬や馬には投与例あり?
ゾウへのCBDオイル投与に先駆けて、実は犬や馬に投与された例はあるようです。
CBDオイルは犬や馬の害になることはなく、犬の変形性関節炎やてんかん、馬の関節疾患の軽減に役立つ可能性が高いとみられているためです。
記事によれば、実際にこれらの病気に苦しめられる犬や馬の症状が緩和し、動きもスムーズになったという報告が上がっているらしいです。それによる副作用もまだ観測されていないとのこと。
ただ現時点では、まだ「期待できるという段階」に留まるようで、「CBDの効果」と確定とまでは進めていないようです。
最近あったニュースに、てんかんの治療薬としてCBDの含まれた薬品が治験段階に入りましたが、もし効果が認められて薬として使用することができるのであればとてつもない衝撃が業界に走るのでは、とみゆきは考えています。
生後6ヶ月以下の難治てんかんを持つアジア人にCBDを使用して発作が激減した、という論文も発表されました。CBDの効用が明らかになっていく様子を見ているのが本当に楽しみです。
まだ結果は出てないが、もしストレスが緩和されたら新たな一歩に?
今回ゾウにCBDオイルを投与する試みは世界初で、1日に数回の投与を継続して行いながら数年の間経過を観察するとのことでした。
記事が出た地点から1ヶ月経っているので改めて調べ直してみたのですがまだ続きの記事はまだありませんでした。1年プロジェクトなのでなかなか先は長そうです。同じ哺乳類ということもあって、ゾウに効くのなら人間にも効くはず?結果が楽しみですね。
そしてこのプロジェクトの結果如何で、動物園で暮らしている他の動物への投与も検討するとのこと。大勢に視線を向けられることは、人も動物もストレスがたまりがちでしょう。動物園の動物が、CBDによって少しでも効果が和らげられると良いですね。
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- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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