こんにちは。みゆきです。
ここ最近CBDオイル製品を扱う会社がどんどん増えてきていますよね。
CBDオイル製品が増えていく中で粗悪品も多くなってきているようです。
今回はアメリカで行われた調査で面白い結果が出ていたので、その記事を意訳してみました。
ちなみに読むのがめんどくさい人は、「紹介する米国企業が抜き打ち調査した米国で販売されているCBD製品の過半数がCBDの量を±20%もインチキしていた」と覚えていってください。
優勝は、なんとCBDの量「ゼロ」です。
いやもうね、本当に実際こんな数値になるのかと疑問なんですけども。コントなのかと。
この記事を通じて、何が本物で何が粗悪品なのかを理解することで皆さんのCBDライフの一助にしていただければ嬉しいです。
それでは本題に入りましょう。
ちなみにオリジナルの記事はこちらです。2019年11月の記事なので、そう古くありません。
この記事のまとめ
CBD製品、47製品の抜き打ち検査方法と検査結果
今回、アメリカでLeaflyというチームがConfidence Analyticsというワシントン州でライセンスを与えられている大麻研究所と共同で調査を行いました。
調査内容は「CBD製品は、果たしてラベルに貼られている通りの%のCBDを含んでいるのかチェックしてみよう」です。
抜き打ち検査の方法
彼らは3ヶ月に渡って幅広い種類の47製品を対象にCBD製品の調査を行いました。
目的はどのブランドが記載通りの数字を守っていて、どのブランドが守っていないのかを明らかにすることです。
ちなみに前提として理解が必要なのは、CBDオイルを記述通りに生成するということは極めて難易度の高いことだということです。「難しいからちゃんと量入れられなかった〜ごめぇん」なんて言った日には、日本なら景品法的な意味で真っ黒なんですけども。
そこで今回は一定の基準として±20%までが数字を守っているとして設定したようです。だいぶ寛容ですね。
抜き打ち検査の結果
いきなり結果なんですけど、検査をした結果、良かった点と悪かった点がしっかりと判明しました。
ます最初に良かった点は「ほとんどの」ブランドがきちんとCBDを含んでいたという点です。
って書かれてました。良しとする判断基準甘過ぎか
悪かった点は「多くの製品は記載通りの数字でCBDを含んでおらず」時には完全に顧客を騙している製品もありました。
結果をまとめると以下のようになります。
- 51%(24)の製品が±20%以内た
- 23%(11)の製品が記載の数字の80%以下
- 15%(7)の製品が記載された数値の120%以上の含有量
- 11%(5)の製品がCBDをもはや含有していない状態(ゼロ)
掲載されていたデータはこちら。
結果から言えること
事実として、現在のCBD会社のほとんどが記載されたCBD含有量通りの製品を提供できていません。どの会社もこういった不都合な真実は宣伝しませんが、リアルとして数字が物語っています。
しかし、同時に言えることとしてはこれらの製品は日に日に改善されていっております。
まだまだ法律が出来てから数ヶ月で、製造業者たちも常に改善を続けています。
現在、約半数のブランドが記載されたCBD含有量の±20%で提供することが出来ています。
ただ、ほぼ全てのブランドが現時点では数字通りのCBD含有量で提供することが出来ていないことは認識すべき事実でしょう。
47製品中、最も信用できるCBD製品の種類はどれだったの?
ここまで検査をしてきて興味深いこととして、製品の種類によってCBDの含有量の正確性が変わってくる傾向があることが分かりました。
その図がこちら。
こちらは、テストした製品それぞれの母数に対して、どれくらいの製品が正確な数値を出していたかの割合を示す図です。
この中では、最も信頼できる種類は以下でした。
- 飲用オイル(Tinctures)
- 食べ物(Edibles)
この飲用オイル(通常の舌下投与のCBDオイルのこと)と食べ物の2種類が記載されたCBD含有量と近い傾向にあることが結果から分かりました。飲用オイルは7種類中全てが±20%以内に収まっていて、食べ物は10製品中7つの製品が±20%以内でした。
反対に記載の数字と違う傾向にある種類は以下です。
- 水(Water)
- カプセル(Capsule)
- リキッド
なんでオイルが大丈夫でこいつらがダメなんだよ
いや本当にそうなんですけど、なんでなんでしょうね。
ちなみにこの中で最もひどいのは水です。水で提供された製品は4製品中全てが±20%外でそのうち3つはCBDがほとんど含まれていませんでした。
カプセルの場合は記載の数字より大きいケースがありました。4つの製品のうち全てが±20%外でありそのうち3つが100%を超えています。
リキッドはばらつきが見られ、10製品中4製品が±20%以内に収まっていますが、そのほかは数字がかなりばらついています。リキッドは一番主流なタイプで数も出ているので様々な企業が挑戦しているんでしょうね。
まとめますと、最も数字を信用できるのは飲用オイル形式のCBDと食べ物形式のCBDということになります。
反対に水形式の場合はほとんどCBDを含んでいない可能性がありますので注意が必要です。
実際のデータ
掲載元のデータも載せておきます。みんなオリジナルの記事見に行ってあげてくださいね。
黄色部分がプラマイ20%に収まっている製品です。
まとめ
調査結果として良くも悪くも約半数ほどのブランドが記載されたCBD含有量に近い数字で提供できていることが分かりました。
上のは皮肉なんですけど、やばい結果だと思います。国内なら許されない。
今回の記事全体を通して、CBD産業はまだまだ世界的に成長過程ということがよくわかります。安全に楽しくCBDライフを楽しむには正しい情報と知識が必要です。
輸入は、初心者はラボの結果がわかるやつにしましょう!
CBD製品を購入する際のチェックポイントはこちらの記事で紹介しています。
また面白い記事を見かけたら共有します。では。
海外輸入、マジで気をつけたほうが良いことがわかる記事でした。
無名ブランドは特に気をつけましょうねみなさん。こんな状況ですから、「ピュアCBDかと思いきや普通にTHC入っちゃってました!」なんて宝くじに当たるような確率かと思いきや全然あり得ます。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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