CBDオイルの正しい使い方なんてあるの?
あります。
ちゃんとしたやり方で使わないと効果半減とは言いませんが、感じることができる効果は減ります。
例えば、CBDを摂ってるの、ご飯を食べた直後だったりしませんか?これは悪い例です。
薬と同じように、正しい使用方法を知っておくことで、どんな時でも少量でリラックス効果を得ることができます。
ここでは、正しいCBDオイルの使用方法を紹介していきます。
この記事のまとめ
CBDオイルの正しい使い方は?もっともリラックス出来る方法は何?
CBDオイルの使い方はいくつかあります。
舌下(舌べらの下のこと)に垂らす方法
CBDオイルの最も基本的な使い方の一つとして、舌下に滴下し、そのまましばらく口に含みながらゆっくりと少しずつ飲み込んでいくというのが基本の使い方です。
舌下は血管が多く吸収が良いためこの方法が最適とされています。
食べ物・飲み物に混ぜる
もともとCBDは何にでも合わせることができる奇跡の成分だ、として爆発的に米国で普及した成分です。飲み物はもちろん、食べ物にも混ぜて楽しむことができます。
事実、食べ物などに混ぜて売る業者が増えすぎたことが原因でニューヨーク州は2019年に規制を行なっています。
食べ物の場合、好みに合わせて数滴垂らして飲んでみましょう。
例えば温かいお湯などに数的入れて飲むと、ヘンプの独特な匂いを楽しみながらリラックス効果を得ることができます。
タバコみたいに気化して吸引する(CBDリキッド)
オイルではなく、リキッドタイプのCBDであれば、電子タバコのVAPEのように超高温でリキッドを気化させて、それを吸い込むことが可能です。
- VAPEのようなMODキット
- カートリッジを交換するタイプ
- 使い切りタイプ
こちらも割と一般的で、上記のような様々なものが販売されており、手軽に楽しむことができます。
これらは、ネット販売以外にも、ドンキホーテなどの場所で、スターターキットなどが販売されており、手を出しやすいです。
CBDオイルの適量はどのくらい?
一日に摂取したいCBDオイルの量は完全に個人差です。
1mgで楽しむ方もいれば1000mgを一回で摂取する方もいます。
じゃあ、上限はどれくらいなの?という話になるのですが、現在、市販されているCBD製品は、健康食品という位置付けになる為、医薬品のように、1日3回〇mgという表現は無いようです。
しかし、マイアミ大学の医学部卒で陸軍のかかりつけの医師だったブレア博士(CBDメーカーで講演会もいています)によると1日200mg以上超えて摂取しても効果が増大するわけではないという発表をしています。
メーカーによっては、推奨量を書いている場合もありますが、1mgでも体感できる方がいる限り初めての方は、1mgから摂取して様子を見る事をオススメします。
CBDは決して安い物ではないので、少量で体感できる物をあえて多く摂取する必要はありません。
また、CBDオイルを舌下で摂取した場合、体感し始めるのが早い方で数分から30分、本格的に体感し始めるのは1時間前後が多いため、摂取して2~3分後に体感しないからと直ぐに量を増やすのではなく30分位は様子を見て、1日1回~3回に分けて自分で量を調整しましょう。
また、CBDオイルはリラックスした気分になる為、眠気が出る場合がありますので初めて摂取する時は運転前などは避け、万が一眠くなっても安全な場所で使用する事をオススメします。
電子タバコなどの規制が多い中ではありますが、個人的には、まったりとした音楽が流れているところで、腰掛けながら吸ったりするのをお勧めします。
WHOによれば、100mg~800mgが適正と発表しています。
オイルタイプとリキッドタイプの違い
CBDオイルとリキッド大きな違いは、VAPE(電子タバコ)で吸引できるかできないかという所です。
CBDオイルは一応VAPEで使えない事もない製品はあるものの、VAPE(電子タバコ)ショップではオススメしない事がほとんどです。
たとえ、VAPEで吸えるオイルだったとしても不味くて吸えるものではないようです。
オイルは体感し始めるまでは遅いですが、個人差はあるものの5~6時間体感するのに対し、VAPE等で蒸気摂取する場合は、肺の毛細血管が、一気にCBDを体内に取り込む為、2~3分で体感し始め2時間程で効果が切れるとされています。
即効性を取るならリキッドで、持続性を取るのならオイルという使い方で分ける事も出来ます。
オイルタイプのメリットデメリット
オイルタイプのメリットは、持続時間が長いことで、デメリットは、体感し始めるのが少し遅いという事です。
オイルはキャリアオイルと呼ばれるCBDを希釈するための植物油などを使用しています。
キャリアオイルには一般的には次の3つが使用されています。
- ヘンプシードオイル
- オリーブオイル
- MCTオイル
一番人気、ヘンプシードオイル
ヘンプシードオイルは、麻の種子から抽出されたオイルです。
CBDはほとんど含まれてないものの、人が食べ物から摂取しなくてはいけないオメガ3—脂肪酸、オメガ6―脂肪酸を3:1の理想のバランスで含み、20種類の必須アミノ酸を含むため、栄養価の高いオイルと好評で、腸内フローラを維持し、ヘンプに含まれるカンナビノイドやテルペンが相乗的します。
テルペンとは、植物、菌類、昆虫等によって作り出される生体物質で、テルペンによる香り成分は、神経系や免疫系に働きかけることによって、心身のリラックス効果やストレス解消に効果があり、カンナビノイドと合わさる事で更に相乗効果が期待できると言われています。
そして、ヘンプシードオイルに含まれる、オメガ3—脂肪酸(α—リノレン酸)は体内に入った後で代謝されてEPA・DHAになりますので、脂質代謝異常の改善や血液凝固異常に効果的とされている成分です。
食事で青魚などを食べる事が少ない方にヘンプシードオイルは人気ですが、CBDとの相乗効果で更に機能性がアップする事が期待できます。
オリーブオイル
オリーブオイルは、オレイン酸と呼ばれるオメガ9—脂肪酸やビタミンE,ポリフェノール等の抗酸化物質も豊富。
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあるので、キャリアオイルとしても、通常の調理に使う場合でも嬉しい効果が期待できます。
ココナッツオイル
MCTオイル(ココナッツ)は中鎖脂肪酸が含まれており、栄養素の吸収を上げながら消化を助け、最近の研究ではアルツハイマーやダイエットに効果的だと話題のオイルです。
学術誌の「International Journal Of Obesity and Related Metabolic Disorders」に掲載された研究論文によると、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸はオリーブ、大豆、アボカドオイルに含まれる長鎖脂肪酸よりもより多くのカロリーを燃焼させると発表されています。
CBDオイルは、ほとんどがこの3つのオイルのいずれかをキャリアオイルに使っています。
やはり同じヘンプ(麻)から抽出でき、相性が良いのもあって、ヘンプシードオイルをキャリアオイルに採用している商品が根強い人気です。
最近は禁煙ブームに伴い喫煙所が少なく、VAPEも禁止されている所がとても多くなってきましたので、即効性はない代わりに持続性があり、どこでも持ち運びが便利な所も魅力です。
リキッドタイプのメリットデメリット
リキッドタイプのメリットとデメリットについて、それぞれ使用してみた観点から紹介していきたいと思います。
リキッドタイプのメリット
- VAPEを使って蒸気吸入する為、吸収率が良い(吸収率が15%のオイルに比べ、蒸気吸収は50~60%)
- 体感し始めるのが早い為、休憩中などにサッとリラックスできる。
- CBDをVAPEで楽しむ事によって、禁煙に成功したという例もある。
リキッドタイプのデメリット
- リキッドは濃度が高くなりすぎると冷蔵庫に入れたりする事で結晶化してしまい使いたい時に湯煎に溶かす等、多少手間がかかってしまう。
- VAPEの水蒸気が発生する部分(コイル)が消耗品なのが難点。
- VAPE本体を購入する為の初期投資が必要です。
CBDリキッドの濃度は5%が人気のようですが、初めての方は、3%等低い濃度で少なめの回数から始める事をオススメします。
使いやすいCBDオイルは?
CBDオイルは何を見ればいいのか。
原料となる麻こと、ヘンプの品質はその土地の土にあります。育ってきた土壌をリサーチしながら購入することが品質の良いCBDオイルへの近道です。
農薬や化学肥料、土壌汚染された成分をヘンプは吸収してしまう為、土にこだわりを持ち、更にTHCや有害物質を含まないという検査をしつこい位にしているメーカーこそが、あなたの健康をサポートする良いCBDオイルを生産しているメーカーと言えます。
現在、CBD大手メーカーのエリクシノール社のCBDオイルが2019年10月25日から製造過程に問題があったとして自主的に販売中止にしている経緯もありますので、メーカーの透明性や企業努力が見える製品と、輸入に関しても国の認可を受けている正規輸入代理店を購入の際はオススメします。
ここでいくつかのCBDオイルブランドをご紹介します。
Hemp Meds(ヘンプメッズ)
カリフォルニアを拠点とするCBDのパイオニア的な存在で、非GMO(遺伝子組み換えでない)で除草剤や農薬、化学肥料不使用のヨーロッパで栽培されているヘンプから抽出したオイルを使用しています。
安全の為に3度検査を行っており、抽出方法は、超臨界二酸化炭素(化合物を少ないダメージで抽出する方法)を使用しており安全性にこだわりを見せている会社です。
値段は少し張るのがマイナスポイント。
ディキシーボタニカルズ
フレーバータイプや高濃度のCBD製品を取り扱っており、保存料、着色料、砂糖等は使用しておらず、医薬品適正製造基準(cGMP)を満たしています。
ブルーバード・ボタニカルズ
https://bluebirdbotanicals.com/
以前日本では、家宅捜索で没収されたという経歴もありますが、現在は農薬や合成肥料を使わず、抽出方法は環境にやさしいアルコール抽出法を採用しています。
完成した商品は第三者機関によって検査を受け、GMPを準拠しています。
GMPの前にcが付いたcGMPは「現行の・最新の」という意味となります。
ENDOCA
2006年にデンマーク設立で他の会社よりCBDの歴史は長いです。除草剤や農薬を使わない自国での栽培でオーガニック認定を受けたヘンプを使用しています。
抽出法は、超臨界二酸化炭素を使っており、厳密な検査をし、検査結果の透明性を保証しています。
いくつかCBDブランドをご紹介しましたが、偽物が平気で出回る世の中ですので、THCが含まれていて違法だった等という事がないように、CBD製品は正規輸入代理店を使用して、安全に使用しましょう。
もっともリラックス出来る組み合わせは?
CBDのフルスペクトラムやブロードスペクトラムの製品を即効性ならVAPE、持続性ならCBDオイルで摂取するのが一番効果的です。
CBD製品には、
- CBD単体(CBDのみ)
- フルスペクトラム(特別な方法で違法成分THCだけを除く方法)
- ブロードスペクトラム(単離されたCBDにTHC以外のカンナビノイドを加える)
があり、単体だけで摂取をするよりも、フルスペクトラムやブロードスペクトラム等、他のカンナビノイドやテルペンも含まれた物を選んだ方が、効き目が良くなります。
例えばCBDのフルスペクトラムやブロードスペクトラムに含まれるオリジナルの麻由来の代表的なミルセンというテルペンは、
- 鎮痛
- 鎮静
- リラックス
- 糖尿病予防
- 筋肉をリラックスさせる
等の効果がありながら、血液脳関門への浸透性を促して、通過できるカンナビノイドの量を増やしてCBDの効果を高めます。
フルスペクトラムやブロードスペクトラムには約200のテルペンが含まれており、CBD単体で摂取するよりも効果的であることは間違いありません。
日本製を謳っているものには逆に注意
2020年1月現在、国内では麻の加工は禁止されています。
日本製を謳っているものは、ブランディングの為に瓶詰めの加工だけを日本で行った悪質な製品である可能性があるので注意して下さい。
https://miyukicbd.com/cbdoil-illegal-2-179/
まとめ
CBD自体は取り締まりもなく、全く法律に接触しない合法なリラックス成分です。
しかし、栽培するのに免許が必要な日本でやたらと国産をアピールするメーカーなど様々な製品がありますが、購入の際には成分を問い合わせても対応してくれるメーカーやショップを選ぶようにして、信頼や安心感がある元にCBDのリラックス効果を是非楽しんでください。
Author Profile
- 2年前初めてCBDオイルに出会ってからどハマりしている自称都内っ子のアラサー女子(本当は東京の奥地のド田舎)
CBD製品は一通り全て試しており、CBDオイル検定が出れば即1級を取得できると豪語している。CBDオイルが好きすぎて論文などまで読み漁ったため、専門家に匹敵する知識が売り。
マニアックすぎて彼氏や友人に引かれるのでネットにてその知識を紹介中。
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